
子供のおやつに、毎日毎日、スナック菓子ばかりあげていてもいいものなのかな?
スナック菓子ばっかりって、成長期の体には問題ないのかな?
こんな悩みを持ったことありませんか?
誰も教えてくれないけれど、本当はどういうおやつが子供に良いのだろう?
子供のおやつは、何を食べさせてあげたらいいのかな?
こんな悩みにお答えします。
子供の体にいいおやつの選び方
成長期の子供に理想的なおやつの選び方を、箇条書きにしてみました。
どんな食べ物が良いか悪いかを意識するだけでも、スーパーに並ぶお菓子を選ぶ目が変わってきますよ。
理想的なおやつとは何?
たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどが摂れるおやつです。
朝食、昼食、夕食の補食として、足りない栄養を補えるものがベター
特に幼児はおやつで栄養を補う必要があります。保育園でおやつが出るのは、その意味合いが強いです。幼児は胃がまだ小さいので3食では栄養が十分に摂りきれません。
小麦粉、砂糖が入っていない、or 少ないおやつを選ぼう
菓子パン、市販のクッキーなどは外国小麦を使っています。
手作りする場合でも、小麦ホットケーキミックスではなく出来れば、国産小麦、米粉を使いましょう。砂糖も白砂糖ではなく、甜菜糖や生成されていない黒砂糖などの方がいいですね。
こちらのマスコバト糖は、ミネラルが豊富です。
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外国産小麦が何故良くないのか、詳しく知りたい方はこちらをクリック
体に悪い油が入っていないおやつを選ぼう
トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング、菜種油など)は、出来るだけ避けましょう。
トランス脂肪酸は欧米では使用規制や表示規制措置が取られているのに、日本はまだ法規制されていない危ない食品です。
手作りおやつを作る場合も、酸化しにくいこめ油、エクストラバージンオイルがおススメです。
体に良い油が入っているおやつを選ぼう
不飽和脂肪酸 オメガ3(エゴマ油、アマニ油、魚油)、小魚、ココナッツオイルがおススメです。
魚の油の成分であるDHA、EPAなどは、味噌汁のだしを煮干しの粉末を使うとか、小魚スナックやサプリメントタイプのおやつからでも積極的に摂っていきたいものです。日本人全体として、体に良い油の摂取量は減っています。
おやつは、夕食の邪魔をしない程度の量に抑えよう
おやつは子供の楽しみの一つですが、夕飯に差し支えては栄養バランスを崩します。
現代日本は、糖質過多、たんぱく質不足になりがちです。
甘い市販ジュース(甘い野菜ジュースも)・清涼飲料水は糖質が多いので、なるべく飲まないようにしましょう。我が家では、カフェイン無しのお茶か、お水を飲んでいます。
市販ジュースに慣れると、血糖値の急激な変化で、イライラしたり、キレやすくなったりと感情面でも良くないです。私は、清涼飲料水はなるべく飲ませないようにしてます。
スナック菓子は食べない努力を。食べるなら量のコントロールを
子供の健全な「心」と「体」を作られないから
私は子育てをしていて常々思うのですが、スーパーのお菓子売り場のお菓子は「ジャンクフード」が圧倒的に多いです。
決して、子供と一緒に行かないことをおススメします。
一般的に、「体にいいお菓子」を買おうと思うと、価格が高くなります。
だから、ついつい、安いお菓子を買ってしまうという悪循環に陥りがちです。

この点は、少し考え方を変えてみることをおススメします。
安かろう、悪かろうのお菓子はなるべく買わない。
例えば、成績を上げたくて高い塾に行かせていても、スナック菓子や菓子パンばかり食べさせていたら、脳のパフォーマンスは上がらず、効率がとても悪いのです。
市販のスナック菓子には、栄養はほぼゼロです。何故なら、体に悪いトランス脂肪酸、砂糖、塩がどれにでも入っていて、主成分となっているからです。
お菓子によく入っている小麦も食べすぎは小腸を荒らします。特に外国の小麦は、ポストハーベストといって、農薬をかけられた後に日本へ輸出されます。小麦はなるべく国産を選びましょう。
頭の良い子になって欲しいと望む親は、多分100%だと思うのですが、成績を良くするには、脳にも栄養を与えないと頭も良くなりません。
おやつは、小さいうちは親がコントロールしてあげましょう。食育は大人になってからの生活習慣病を防ぎます。スナック菓子、清涼飲料水はなるべく摂らないように意識してください。
ジャンクフードや清涼飲料水ばかり摂っている子供と、おやつ管理の行き届いている子供とでは、栄養バランスにも違いが出てきます。
小さな積み重ねが大切です。子供の味覚や意識を、良い方に変えてあげましょう。
お母さんが、意識を変えるだけで、子供の体調も心も格段に良くなります。
例えば、コンビニで買えるアイス代わりに、冷凍フルーツを選んでみる。
こちらはセブンイレブンに売っている冷凍果物です。
例えば、植物油を多く使うポテトチップスの代わりに、おせんべつを食べさせてみる。
噛み応えがすごくて、少量で満腹感を得られます。
例えば、チョコレートもなるべくカカオ配合量の多いものを選んでみる。
このチョコレートは、植物油脂を使わずにできています。ちょっと感激しました。
少し意識するだけで、体も心もは変わってきます。
体は食べ物からできています
子供の脳の栄養として必要なものの一つに、DHAがあります。
積極的に摂りましょう。
オメガ3と言われるエゴマ油、アマニ油、魚油や魚の油、ナッツ(油が含まれています)などを積極的に摂りたいですね。
くるみもDHAが豊富です。ナッツ類全般は、噛み応えもあり、自然の甘さがあります。超おススメのおやつです。このまま食べられない子には、アーモンドチョコから始めてもいいですね。
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このミックスナッツは、ポストハーベスト農薬もかかっていないので安心安全なナッツです。楽天のナッツ売上でNo.1です。美味しいですよ。我が家は主人もおやつに食べています。
スーパーの食べ物は、全てが100%安全ではないです
小さいころから、「ジャンクフード」に慣れると、大人になっても、「ジャンクフード」が好きな人になります。濃い味から薄味には慣れにくいのです。
特に注意すべきが、食品添加物です。
食べ続けると、確実に長い時間をかけて、体に悪影響が出ます。
「たんぱく質加水分解分」や「アミノ酸 (グルタミン酸ナトリウム)」などが入ると、どんな味にも変化出来て、美味しくなるのです。
体に悪いけれど、美味しく仕上げることが出来る、まさに魔法の粉なのです。
便利で安くて、美味しい食べ物は、ほぼ100%食品添加物のお世話になっています。
下記の「摂り過ぎると危険な原材料・添加物一覧」を、是非、参考にして、スーパーで買い物をしてみて下さい。
一般に加工品には必ずといっていいほど食品添加物が入っています。
『加工食品を出来るだけ買わないようにする』ことが、食品添加物を減らすことになります。

「何を食べるか」も大切ですが、「何を食べない」かが重要な時代になってしまいました。
現代ビジネス「週刊現代」2016年12月24日号より
私が栄養科の生徒だった頃、教授がよく話してくれていました。

体というのは食べ物で出来ていて、その影響は10年後の自分の体に現れてくるのです。
成長期の子供は、大人以上に栄養価の高い食物を食べないと、しっかりとした体は作れません。
おやつを選ぶときに、「成長期の脳や体を作る」という観点から考えた手づくりお菓子をご紹介します。

もちろん、美味しくないと食べなくなります。泣
一方で、自然が持つ美味しさに慣れさせていくということも大切ですよね。
参考にした図書
- 発達障害にクスリはいらない 内山 葉子、国光 美佳(著者)
発達障害のお子さんをお持ちの方だけではなく、全ての子供にも当てはまる食生活について医師が詳しく書いてくれています。市販製品で食べて良いもの、悪いものを医学的な理由に基づいて書かれているので必見。
- 医者が教える食事術 最強の教科書 20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68 牧田 善二(著者)
大人になって体調不良を起こす原因は食生活が大きい。子供のころから教えてあげるべきことが満載です。そして、正しい食事は子供の頃から身につけさせていくことが大切だなぁと感じました。
医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68
- 成功する子は食べ物が9割 ー 幼児・小学生ママ必読! 冷蔵庫の中身がカラダの中身 細川 モモ (監修)、宇野 薫 (監修)
糖質を摂り過ぎると、不妊症になりやすい。頭の良い子にしたいなら、食事を変えていくことが重要など目からウロコの内容です。実は、プチ体調不良は栄養不足が原因だった?! お母さん必見です。
成功する子は食べ物が9割 ー 幼児・小学生ママ必読! 冷蔵庫の中身がカラダの中身。
まとめ
体にいいおやつの選び方について、まとめてみました。
- 小麦粉、砂糖が入っていない、or 少ないおやつを選ぼう
- トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング、菜種油など)は、出来るだけ避けよう
- 酸化しにくい、こめ油・エクストラバージンオイルがおすすめ
- 不飽和脂肪酸 オメガ3(エゴマ油、アマニ油、魚油)、小魚、ココナッツオイル、魚の油の成分であるDHA、EPAなどを小魚やサプリメントからでも積極的に摂りましょう
- 清涼飲料水、菓子パン、スナック菓子はなるべく摂らないようにしましょう
残念ながら、一般的にはスナック菓子は、栄養は空っぽです。市販のお菓子は心の栄養ということでほどほどにして、親が食べる量を決めてあげましょう。
おススメなおやつは、
果物、ドライフルーツ、ナッツ、小魚、ヨーグルト、チーズなどです。
どうしてもスナック菓子を食べたがる場合は、小袋タイプで量を制限してあげましょう。そのとき一緒に、小魚や果物など工夫して声掛けしていきましょう。
無理やりではなく、子供自身にも食べ物が体を作っているんだよという意識を持たせてあげましょう。