スーパーの野菜って、農薬大丈夫なの??と、感じたことないですか?
見た目がめちゃ綺麗なキャベツ。
まっすぐな形に揃ったきゅうり。
完璧に整いすぎてない? スーパーの野菜が綺麗すぎ~!!!
スーパーの野菜って、農薬大丈夫なの??と、感じたことありませんか?
もしかしたら・・・・・、
農薬のせいで、野菜の本来の美味しさを感じられないの?
最近、食の安全に対して、フツフツと疑問が湧いてきてしまっている。
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
- ズバリ! 新鮮・安全な野菜を入手する方法 ( ̄▽ ̄)
- スーパーの野菜の農薬の実態。こ、こんなに・・・えっ
- 農薬漬け野菜の連鎖をStop!! 今、私達に出来ること
新鮮・安全な野菜を入手する方法
野菜はどこで買うのが、一番新鮮で安全なのか?
ズバリ、3つあります。
どの入手方法も、信頼できる農家から、直接販売の無農薬野菜を買う方法になりますね。
- 直接販売店 (農協系の直売店、道の駅、個人経営農家の直売店、自然食品の店)
- インターネット直販サイト
- 野菜宅配会社
この中でも、特に安定して無農薬野菜を入手する方法は、
- インターネット野菜宅配サービス
理由は、農家の顔が一番分かる買い方だから。
では、特におすすめの
- インターネット野菜宅配サービス について掘り下げていきましょう。
野菜宅配サービス
- Oisix(オイシックス)
- 無農薬野菜のミレー
- 大地を守る会
- 生協の宅配
- 秋山農園
- ココノミ
- らでぃっしゅぼーや
- 坂ノ途中
- ビオマルシェ
- パルシステム
-
ゴヒイキ
- 九州野菜王国
- 京都やおよし
- おーがにっくがーでん
- ベジリー(VEGERY)
- 糸島ベジタブル(ベジタリアンベジタブル)
- さんらいふ
- マミーズストア
- ナチュラル・ハーモニー
- 食べチョク
- ふるさと21
スーパーの野菜の農薬の実態
スーパーに売られている野菜の農薬の基準について調べてみました。
日本では、農薬、肥料の種類、使用頻度の表示義務が法律上ありません。
-
海外から入ってくる農作物は、さらに恐ろしいことに、『食品添加物』として、扱われています。
使っている中身は、正真正銘の農薬です。
つまり、どれだけの農薬が使われているのか、消費者は分からないということになりますよね。
話は逸れますが、食品添加物の数の多さも世界一です。
日本国内における使用頻度の高い農薬としては、
- ネオニコチノイド系
- 有機リン系
- グリホサート系などです。
次に、日本は世界的に見て、農薬がどのくらい使われているかを見てみましょう。
実は、知る人ぞ知ることですが、日本は『農薬大国、化学肥料大国』です。 (# ゚Д゚)
OECDによると、
農薬使用量 第1位は中国、第2位は韓国、なんと第3位は日本です。
下記は、農林水産省のHPに記載のあった、農薬の使用許可の評価基準です。
(2)残留農薬の毒性評価
農薬の登録申請時に提出される毒性試験成績の結果から、人がその農薬を毎日一生涯にわたって摂取し続けても、現在の科学的知見からみて健康への悪影響がないと推定される一日当たりの摂取量(一日摂取許容量, ADI:Acceptable Daily Intake)及び人がその農薬を24時間又はそれより短い時間経口摂取した場合に健康に悪影響を示さないと推定される一日当たりの摂取量(急性参照用量, ARfD:Acute Reference Dose)が設定されます。
引用元: 農林水産省 農薬の基礎知識 詳細
これは、あくまでも、たった1つの農薬での評価です。
なので、「複数の残留農薬を長期間食べてしまうことは想定の範囲外」ということになりますよね。
何種類もの食品添加物、農薬、化学物質を知らないうちに食べてしまう構図が見えます。
もっともっと農薬使わずに、環境にも、人間にも優しい農業が外国のように出来るはず。
次に、野菜がスーパーに届くまでの流れを見てみましょう。
スーパーマーケットの野菜の流通経路
スーパーに並んでいる野菜は、いつ収穫され、どこから届いているのか。
一体、どんな生産者が作った野菜なのか。
分かりやすいので、まずは、図で見てみましょう。( ̄▽ ̄)
引用元: 東京都中央卸売市場HP
👇 スーパーへの野菜の入手ルートです。
農家 →出荷団体(農協etc)→卸売市場 →小売業者(スーパーetc) →消費者
約8割の野菜は、複数の流通経路を通り、消費者に届きます。新鮮さは欠けますね。
約20%の野菜の流通ルート
農家 →小売業者(スーパーetc) →消費者
農家 →出荷団体(農協etc)→生活協同組合 →消費者
農家 →宅配専門会社 →消費者
農家 →消費者 『産直通販サイトなどの利用』
当然だけど、農家直販の野菜が、新鮮で、安全性も高まりますよね。
日本人は、農薬漬けの野菜を食べたいの?
健康意識の高い人が増えています。
スーパーに並ぶオーガニック野菜についての、消費者アンケート結果 (一部抜粋)があります。
アンケート結果では、品揃えが豊富になればスーパーマーケットで有機農産物を買いたいと回答。
多くの消費者は安全な有機農産物を身近な場所で購買したい
• 普段、有機農産物を購買する人の8割はスーパーマーケットを利用している。
• 有機農産物を頻繁に買う消費者は、安全と健康への関心が高い。
• 野菜の形は多少変でも、8割の人が条件によっては買いたいと回答。2. スーパーマーケットが消費者の期待に応えられていない点は、品揃えと価格
• 有機農産物の購買を妨げる主な理由は価格だが、全体の7割はスーパーマー
ケットで有機農産物を購買できるならば、1〜3割の価格上昇を受け入れると
回答している。
• 全体の7割が身近なスーパーマーケットの有機農産物の品揃えは「十分では
ない」と回答。
• 「十分ではない」と回答した人の7割は、品揃えが豊富になればスーパーマー
ケットで有機農産物を買いたいと回答。調査期間:2015年12月15日~16日
調査依頼元: グリーンピース・ジャパン
調査実施機関:楽天リサーチ株式会社
対象地域:全国
対象者:青果物(野菜・果物)と米を購買する場所をスーパーマーケットと答えた人の中
で、普段週一回以上スーパーマーケットを利用する人
有効回答数:1000(20・30・40・50・60代の男女を各100人ずつ)
健康意識が高い反面、綺麗で形の整った果実、野菜を買いたいという意識もまだ根強くあります。
でも悲しいかな。
果物、野菜の形にこだわることが、農薬の使用量を増やすことになります。
こちらを見て!!
~ 抜粋記事 ~
以前アメリカ合衆国カリフォルニア州の食糧農業省の検査官に
「何故日本では味ではなく形にこだわるのか?」
と不思議がられた印象的な思い出がある。
日本の現実としては「秀」、「優」、「良」、「普通(A、B)」に分けられ、同じよう
に生産されても、形の良い果実は高い値段で取り引きされている。このため果実の形だけを整えるため、必要以上に農薬散布が行われている現状がある。
形を重要視する日本の消費のあり方は、少し変えていく必要がある。
~ 抜粋記事 ~
農薬は本来生理活性と毒性を示す物質であり、将来に渡り常に環境と健康への影響を
吟味し、無農薬や省農薬により食生活、健康、環境の安全を守っていく必要がある。
引用元: 農薬は毒物である -農薬による環境汚染と農家・消費者の健康- 富山国際大学地域学部紀要. 6
自然の摂理に逆らった生産方法は、SDGsにも反する行為
本来、野菜には、「旬」があります。
四季のある日本で、一年中、店頭に旬でない野菜が並ぶということは、そのために、農薬も温度調整のためのエネルギー源も必要になり、環境負荷もかかります。
これは、自然理に反した異常な状態で、農薬も必要以上に使わざろう得ないのです。
自然の摂理にそって、旬の野菜を選んで食べよう。
少しの不便さを、消費者自身が受け入れていくことが、SDGsな社会と、農薬を減らすことに繋がります。
実際、残留農薬は健康に残るのでしょうか?
体に残る農薬量を調べてみた、とある家族の実験動画です。
引用元: IN YOU Journal
10日間「オーガニックのものだけ」を食べた家族の尿中の農薬数値、驚愕の実験データが公開される!
この動画を見たら、スーパーの野菜を食べられなくなりました、私。
残留農薬って、しっかり落としきれるの????
結局、農薬は洗ったとしても、取り切れていないということだよね。
不・安だよね。 (;^_^A
動画で見るように農薬を数値化されると、ぞくっときますよね。(-_-;)
野菜の栄養価は年々下がっていた!? 衝撃の事実
野菜の栄養素が減っているとは、愕然としました。
1960年代を100とした、2010年の野菜の栄養価比較表です。
同じ野菜の形はしていても、ビタミン、ミネラルは減って全て半分以下も減っています。
異常ですね。
野菜は見た目ではありません。
中身です。
栄養素が減ると、私達人間の体も当然、栄養不足になります。
見て下さい、このグラフ。衝撃的ではないですか?
引用元: 一般社団法人 日本有機農業普及協会
どうして、これほど、野菜の栄養価が下がったと思いますか?
農薬や化学肥料の多用が主な原因です。
土そのもの自体に、栄養分が無くなっているのです。
昔は、堆肥を使っていました。
私が子供の頃は、牛堆肥といって、牛のおしっこやうんちを使っていたのです。それが良い肥料となり、ミネラル、ビタミン豊富な野菜が育っていました。土を肥やすからです。
今は、家畜のえさの中身も非常に問題です。
遺伝子組み換え飼料も食べています。
こういう考えの医者もいます。
ガンだけでなく、メタボをはじめとする生活習慣病が蔓延したのは、現代農法によってもたらされたミネラル不足の食物が主因だと私は考えているからです。
現代人が食べることに不足していなくても、慢性的にミネラル不足に陥っているからです。
引用元:石(ミネラル)の力―微量元素に秘められた治癒力の驚異!
農薬漬けの野菜をやめるために、私たちに出来ること
皆一人一人の購買意識が、農業を変えて、自給率を上げます。
- 形の整った野菜を選ばない、買わない
- 無農薬、オーガニック野菜を選んで買う
- 旬の野菜を買う (旬でない野菜は買わない)
- スーパーに、オーガニック野菜を増やしてほしいと、メールをし続ける
- スーパーに、形の悪い野菜も置いてほしいと訴える
- 農薬によって起きたことを、SNSや関係機関に発信する
まとめ
自らが食べるものを選んでいるつもりでも、知らず知らずのうちに農薬が沢山使われている野菜を食べてしまっているかもしれない、いえ、食べてしまっている。
これほど怖く、悲しいことはありません。
子供たちに、安全な野菜を継承していくには、一人一人のACTIONが大切です。
無農薬、オーガニック野菜を選んで買うなどして、消費者が農薬にうるさくなることで、農家さんも、農薬に対する意識を変えざろう得ません。
農家さんも使いたくて使っているわけではありません。でも、それが当たり前になってはいけないという意識を誰しも持つべきです。農薬は、体に危険です。
インターネットで無農薬野菜が買う人が増えると、大型スーパーも無農薬やオーガニック野菜を店頭に並べるように変わります。
近くのスーパーで無農薬野菜が買えるようになると、値段も安く安定してきます。
野菜は、不格好でもいい。それより、野菜のミネラル、ビタミンがしっかり入っている昔の野菜の作り方に戻って欲しいと願っています。
子供達が健康に育つために。