子供が英語を習う必要があるのかと問われれば、私の答えとしては yes かなと。
人によっては、日本語をまずしっかり習得してからでも遅くないという人もいます。
私の友人は旦那さんがスウェーデン人で、オーストラリアに住んでいます。
子供には、家の中では日本語で話しかけ、外は英語漬けという環境です。
だからといって、公用語である英語が上手に喋れないということにはなっていません。
ちゃんと英語もマスターしています。
幼少期から英語に触れることが、マイナスに作用するとは思いません。
ただ、英会話が楽しいと思わない学習法は、長続きしません。
無理強いは、その子供を英語嫌いにしてしまうので、絶対にやめましょう。
英語は、英語を喋りたいと強く思えば、何歳からでも習得できます。大人になってからでも。
でも、毎日コツコツする気力が一番大切です。
語学に近道はないです。習慣化する以外に道はありません。
子供が英語力をつけるメリットは、3つあります。
- 1つ目は、就職に有利である
- 2つ目は、英語力をつけるということは、物事の考え方の幅が圧倒的に広がる
- 3つ目は、年齢が若ければ若いほど、発音が綺麗になる
私、思うんですよね。
英語力をつけるということは、例えば、膨大な海外の情報をネットで読めるようになることで、正確な情報が早く得られるメリットがあったり・・・・・、
外国人と直接に話をすることで、日本の常識が実は違っていることに気づいたり・・・・、
自分の物事の捉え方や価値観自体も、変わってきます。
例えば、こういう演説が、日本語訳ではなく、英語のままで聞けたら素敵じゃないですか。
BTS 第75回 国連でのスピーチ 世界の子供達へ
スティーブ・ジョブス 2005年スタンドフォード大学卒業式のスピーチ
英語が分かる楽しさ、面白さから、英語を勉強しようと思うエネルギーがでるのです。
英語が嫌いというのは、文法や単語を覚えるといった大変さしか経験せず、コミュニケーションの楽しさを知らないで勉強しなければいけないという積み重ねが祟った結果なのです。
英語は、英語を勉強するために勉強したら、つらいと思います。
英語は、その奥に潜む、英語を通して学べる”コミュニケーションの楽しさ”に価値を見出せたときにはじめて、学ぶための原動力が生まれます。
だから、大人になってからの猛勉強でも、観光英会話は身につけることが可能なのです。
子供が英語を学ぶときは、英会話学校にいったり、海外の人と直接触れ合う機会を作ったりして、まずは、コミュニケーションをとる楽しさを教えてあげることこそが、その後の英語の勉強をする上で、とても重要な役割を担うことになります。
つまり、子供が英語を学ぶ価値は、そういうところじゃないかなと思います。
言語は、その国民の文化や性格、気候、習慣などいろいろな要素が入って出来ています。
例えば、日本語の「いただきます」「ごちそうさまでした」「もったいない」など、食を敬う心が窺えます。英語には、そういう言葉はありません。
英語は、犬や猫といった人間以外の動物にも、she, he を使います。日本語では、彼女、彼という言葉は使いません。
新鮮な感覚ではないですか?
私も英語を話すときは、自分の中の性格が少し変わる気がします。
自己主張というか、自分の意見を持つ意識が高まります。
私は、こういう観点から、子供の発想力や、想像力を高めるためにも、英語を勉強する価値は大いにあると思っています。