寝る時に真っ暗は良い?悪い?快適な寝室とは

主婦 おすすめ

 

あなたは寝るときは、真っ暗で寝ていますか? それとも、豆電球などの照明をつけて寝ていますか?

 

わたしは小さい子供と同じ部屋で寝ています。

子供がちゃんとお布団をかぶって寝ているのかを確認したいので、照明をつけて寝ています。

 

寝室の明かりは、一体どの程度の明るさまでなら睡眠に害がないのでしょうか?

気になる寝室の明かりと、どのタイプの照明が良いのかについて解説します!

 

寝るときに真っ暗だと良くないのか?

睡眠中は真っ暗か、もしくは50ルクス以下の照明ならば、睡眠には問題ありません。

 

睡眠と関係が深いメラトニンというホルモンがあります。

 

寝ているとき、50ルクス程度以上の明るさの中にいるとメラトニンの分泌が抑えられてしまい、眠りを妨げる原因になります。

つまり、「50ルクス以下の明かりで寝ること」が守られれば、照明があっても問題はありません。

 

50ルクスの明かりといっても、一体どのくらいの明るさかがよく分かりませんよね?

 

例えば、ろうそく1本の明かりは 10ルクスほどの明るさです。

 

天井照明についている豆電球は10ルクス程度です。

その程度の明るさであれば、眠りにまったく支障はありません。

 

私は不眠気味なうえに、夜中にかならず一度はトイレに起きてしまいます。

そのとき真っ暗では足元が見えないので、眠りに害のない明かりくらいは必要なのです。

 

我が家は東向きの寝室なのですが、月の光が部屋の中まで届くので、うっすらと部屋の中が見えます。

太古の昔は、夜の明かりは月しかありませんし、自然なかたちの明かりともいえます。

月夜の日はカーテンを開けて寝ることもおススメです♪

 

月夜の明かりは 1ルクス以下なので、睡眠にまったく問題ないレベルです。

 

眠りを妨げない照明の色や形は?

豆電球程度の明るさであれば睡眠には悪影響はありませんが、じつは照明の色味も眠りと深い関係があります。

 

色味は白ではなく赤味のある暖色のほうが眠りには良い影響があります。

赤味のある色は、気持ちをリラックスさせる効果もありますから。

 

白色の蛍光灯の中にある青い波長は、30分浴びるだけでも眠りに害を与えてしまいます。

スマホやパソコンのブルーライトも青い波長をもつため、眠りを妨げます。

 

夜に使うときには、スマホではブルーライトカットのアプリを入れたり、パソコン画面の色味の設定を暖色系に変えるだけでも影響を抑えられます。

 

私は、こちらのタイプと似た照明を寝室に置いています。

キャンドルのゆらぎ機能もあるため、本物のろうそくのようでとてもリラックスできますよ。

 

天井照明の豆電球でも構いませんが、トイレで夜起きてしまう人は、フットライトやダウンライト、床に置くタイプの照明が断然おススメです。

 

「天井は暗いけれど、床は薄暗く見える」というタイプの間接照明は、部屋の照度を下げながらも真っ暗ではないため、心理的にも不安感を与えません。

 

 

夜、リビングの照明を暗くすると、寝入りに違いは!?

夜のリビングを暗くすると寝入りやすくなります。

人が寝入るとき、からだの中では自動的に自律神経は緊張モードの交感神経から、リラックスモードの副交感神経に切り替わっています。

自律神経は明かり(照明)によっても、かなり大きな影響を受けます。

リビングの照明が複数あるのならば、1つ消してみたり、支障のない程度に部屋の暗くするだけでも、格段に寝入りしやすくなります。

 

私がオーストラリアでホームステイしていた家のリビングは、ものすごく暗かったことを思い出します。

夜のリビングや寝室は、間接照明しかつけていませんでした。

「なんで、こんなに暗いんだろう」と当時は思っていました。でもその暗さに慣れてくると、暗くて当たり前になり、違和感も無くなってきました。

 

欧米と比べると日本の夜のリビングは、とてつもなく明るすぎるように思います。

 

明かりは自律神経に確実に影響を与えます。

緊張モードの交感神経→リラックスモードの副交感神経に切り替わるための光の強さは、150ルクスといわれています。

 

ホテルの間接照明の明るさは、120ルクス程度です。

旅館だと少し高くなり280ルクス程度です。

 

旅中、ホテルの部屋の薄暗い照明のおかげでしっかりと眠れて、疲れがとれやすくなっているのかもしれませんね。

 

あまり知られていないのですが、浴室の明かりもリビング同様にとても明るいことが多いです。

実際に、浴室を暗くするだけで眠りやすくなったということがあります。照明の色を暖色系に変えるのも良い方法です。

 

というわけで・・・・照明の明るさを下げることで、自然と「睡眠モード」へと移行させることが意外と簡単にできちゃいます♪

 

まとめ

寝室は真っ暗で寝るに越したことはないけれど、真っ暗が怖い人、不快に感じる人は豆電球程度の明るさであれば、眠りに支障はありません。

真っ暗では不安と思いながら寝ると、さらに不安が増して眠れなくなることもありますから。

 

照明のタイプは、蛍光灯ではなく、暖色の電球タイプがおススメです。

床を照らす間接照明は部屋全体の明るさを抑えられるため、さらにGOODです。

 

 

ところで夜にコンビニ行って買い物をした夜、何故だか寝にくいなぁと感じたことはありませんか?

 

コンビニは明るすぎるので短時間であっても不眠の原因になります。

くれぐれも、夜のコンビニの長居は無用ですよ!

夜、通勤などでバスや電車を乗られる人は、サングラスをかけることも一つの防衛手段です。

 

夜の強い光は避けるに越したことないですから。

 

この記事を書くにあたって参考にした書籍:

誰でもできる! 「睡眠の法則」超活用法 菅原 洋平  (著)

 

 

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