ふるさと納税ってお得! 実質ほぼ無料って聞くけれど・・・、
確定申告って難しそうだし・・・正直出来るのか不安。
でも、本当は興味があって、家計も苦しいし、すごくお得なら一度やってみたい。
「ふるさと納税って、結局、どうやってすればいいの?」
こんな疑問にお答えします。
私自身、子育てをしながらパートをしています。節約しても出ていく習い事や学費、1円でも安く生活したいと思っています。
そんな子育て家庭にこそ、ふるさと納税は是非利用すべきだと思います。いまでは全国で、約300万人が活用している大人気の節約術です。^^
私は、返礼品の品揃えの多さに圧倒されました。必要なものを、是非ふるさと納税で購入してみませんか?
やり方はいたって簡単です。やり始めると、メリットの大きさを実感出来ると思います。
詳細を解説しますので、参考になさって下さると嬉しいです!
- 会社員がふるさと納税をするメリット・デメリット
- ふるさと納税のやり方
- Q & A
会社員がふるさと納税をすると、こんなメリットが!
寄付金控除の適用で、支払った寄付金が戻ってくる??
ふるさと納税の正しい基礎知識を持つことが、ふるさと納税をお得に利用するための近道となります。
最初に、「ふるさと納税」について、少しだけ解説させてくださいね。
そもそも、ふるさと納税って何なの?
日本に於ける寄附金税制の一つ。
”納税”という名称だが制度上の実態は「寄付」であり、任意の自治体に寄付をして、その寄付金額を現に居住する地方自治体へ申告することにより寄付分が控除できる本制度をもって、希望自治体に事実上の”納税”をするというものである。
「ふるさと寄附金」とも呼称される
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
ふるさと納税という名だけで、実際は寄付(納税)のことで、その寄付(納税)に対する控除が受けられる制度です。
年収が高ければ高いほど、控除される税金も当然ながら高くなります。例えば、年収500万円のケースだと、実質負担2,000円のみで、50,000円迄の返礼品を購入することが可能となります。
年収 | 実質負担の寄付金額 | 控除上限額 |
---|---|---|
300万円 | 実質負担2,000円 | 約20,000円 |
500万円 | 実質負担2,000円 | 約50,000円 |
700万円 | 実質負担2,000円 | 約86,000円 |
ご自身の納税寄付金控除の上限額までであれば、実質2000円の負担のみで寄付が可能です。
つまり、ふるさと納税をするメリットとは
- 応援したい自治体やふるさとに寄付金の使途も選択し、貢献出来る
- 返礼品を受け取れる
いろいろな意味で、有益でお得な寄付金制度なのです。
だ・か・ら、使わない手はありません!!!
ふるさと納税は全ての方が利用できます。
とりわけ、会社員(給与所得者)の方は、給与の変動が少ないため、納税寄付金控除の上限額が把握しやすいというメリットがあります。
安心して利用できますね。
たった自己負担額2,000円で、自治体一押しの返礼品がもらえる!
我が家では、これまで、牛肉、ハンバーグ、お米、マンゴー、トイレットペーパーやティッシュペーパー、包丁、両親に贈る高級な「蟹」や「鰻」などを購入しました。
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必要な日用品や、なかなか手が出にくい高級品を購入するようにしています。
ふるさと納税サイトでは、大手通販サイトのベルメゾンの商品券(好きなトレンドの服も買えちゃいます!)や、旬の野菜や果物などもあります。
人によって欲しいものは異なりますが、何でも買えちゃう!!と思うくらいの品揃えです。
今年の秋は、石川県のボイル紅ずわい蟹20,000円を購入しちゃいました。今冬に届くので、今から楽しみで~す!
罪悪感なしに高級食品を買えちゃうのが、本当に魅力ですね。
このステンレス包丁セットは、13,000円で購入しました。
キッチンツールやトイレットペーパーや洗剤などの日用品なども沢山あるので、家計の節約対策としても活用出来ます。
こちらの冷凍の和牛肉切り落としは500g×2個セットで、10,000円でした。
会社員がふるさと納税をすることのデメリットはあるのか?
デメリットというほどのことはありませんが、強いて言えば・・・
- 自己負担が、2,000円かかる。
- ふるさと納税をするために、先行支出(購入代金の支払い)が必要となる。
- 確定申告をしなければならない。(※)
- 送付日の指定が出来ない。
- 届くまでに通常で2週間程度、生鮮食品や旬の食材については1か月~3カ月程度かかるものも、中にはある。
(※) 確定申告は、条件によっては必要となります。
詳細についてはこちらの記事をご覧ください。ふるさと納税はワンストップ特例制度を利用したら、とっても簡単
勘違いされやすいのですが、ふるさと納税は節税対策ではありません。
言わば、単なる先行支出のようなものです。
それでも、たった2,000円の自己負担で、好きな返礼品の品が控除上限額まで手に入ります。
それこそが、ふるさと納税の最大のメリットです。
勤めている会社との関係にもデメリットはありませんので、安心して利用しましょう。
他の注意点については、後でまとめてお話しますね。
実際にどのようにして、ふるさと納税のやり方について、具体的に解説していきましょう。
ふるさと納税のやり方
寄付金控除の上限金額を知る
上限額は、ご自身の年収や家族構成、お住いの地域などによって、全く異なります。控除分は、その年の所得税から還付され、また翌年の個人住民税から控除されます。
ご自身の控除上限額をきちんと把握してさえおけば、自己負担がたった2000円だけで、返礼品がもらえます。
上限額は、概算ではなく、しっかり調べましょう。
この上限額が間違っていると、自己負担が増えたりして、実質損をしてしまうかもしれません。
さらに細かい具体的な説明はこちら⇒会社員がふるさと納税の控除額を確認する方法
返礼品を購入(サイトの選び方)
実際に返礼品の購入方法について、詳しく解説します。
購入期間があるので、必ず、期間内に購入しましょう。
期間
毎年 1月1日~12月31日迄 (この1年間で、ひとくくりとする)
この期間内に、ご自身の寄付金控除上限額までの返礼品を購入する。
購入、支払い
① 好きな「ふるさと納税サイト」から、気に入った返礼品を選ぶ。
サイトの選び方についてはこちらの記事で詳しく解説→ふるさと納税はポイントも貯まる楽天で決まり! 効率的な活用法は
② そのふるさと納税サイトに、必ず納税者の名前で、会員登録をします。
会員登録した方の情報で、支払画面に進みます。そのため、納税者の名前で登録しておきましょう。
③ 欲しい返礼品が決まったら、必ず、納税者の名義で支払いし、購入する。
申請
購入時に、ワンストップ特例制度を利用するかどうかを選択する。(条件有り)
我が家の場合は、医療控除の確定申告をするため、「利用しない」を選択しました。
個人個人で、申請方法は異なりますよね。
申告
税金の申告方法は2つ。簡単なのは、ワンストップ特例制度
ふるさと納税の控除を受けるためには、2つの方法があります。
- 確定申告
- ワンストップ特例制度
簡単な手続きで申請できるのは、ワンストップ特例申請です。
但し、条件があり、条件に合わない場合は、確定申告をすることになります。
でも、確定申告も何ら恐れることはありません。
確定申告のやり方は、意外と簡単!
確定申告は難しそうだし、時間もかかりそうというのは昔の話です。
私は税金について詳しい方ではありませんが、とてもスムーズに出来ました。
正直、簡単だなっという印象でした。
個人番号カードを既に作成済みの場合は、インターネットだけで完結することも可能です。但し、その場合は、ICカードリーダーなど事前に準備する必要があります。
個人番号カードをまだ作っていない場合は、インターネット上で記入して上で、税務署に郵送もしくは、持参すればよいです。
わたしはICカードリーダーを持っていないので、いつも郵送しています。
ワンストップ特例制度と確定申告のやり方・比較についてはこちらで詳しく説明しました。
⇒ふるさと納税はワンストップ特例制度が楽。確定申告も意外と簡単
Q & A
私がふるさと納税を利用するときに、疑問に思ったことをQ & A 方式でまとめてみました。
多分、あなたも「あれ?」と悩むのではないかと思ったので、是非、参考にしてみて下さい。
Q1. 年末調整と関係があるの?年末調整ですべきことはあるのか?
年末調整とは全く関係がありませんので、会社とも関係はありません。
ふるさと納税は、寄附金なので、残念ながら年末調整では対応できません。医療控除と同じように、確定申告で処理するべき税金のひとつです。
Q2. 年収によって、利用するメリットがないと聞いたけど?
所得が低い場合、ふるさと納税での控除額も低くなるため、メリットが出ません。
年収でいうと、150万円以下の方はメリットがほぼ無いので、ふるさと納税はしない方が良いです。
Q3.カードで購入する時に気をつけることは?
私は、同じミスを2回してしまった経験があります。
どんなミスかというと、寄付者である旦那ではなく、私(妻)の名義のクレジットカードで購入してしまったのです。がぁーん(泣)
ふるさと納税とは、ふるさと納税の寄付者と、通販サイトでお礼品を購入する方の名前が一致しなければ控除は受けられません。
最悪の場合、控除が受けられなくなることもあるんだって(泣)
こんな重大なミスをしてしまい、私は、すぐに寄付した自治体に直接電話で確認しました。
結果は大丈夫でほっとしましたが、控除が受けられなくなる事もあるようですので、くれぐれも気をつけてくださいね。
ふるさと納税の支払方法は、クレジットカード、コンビニ払い、電子マネー、郵便振替、銀行振込と、いろいろな種類がありますが、どの場合でも必ず、購入者の名義は同一にして下さい。
購入後に、寄付した自治体から、寄付金受領証明書が郵送されてきます。
上の写真の「住所」、「氏名」の箇所が、ふるさと納税の寄付者の名前と同一でなければ控除は受けられません。
必ず、ご確認くださいね。
Q4. 年末の購入で注意すべきことは?
年末きりぎりの駆け込み購入のときには、注意が必要です。
ふるさと納税の対象期間は、毎年1月1日~12月31日迄の1年間と定まっています。
つまり、12月31日迄に支払いが完了していないと、翌年度のふるさと納税としてカウントされてしまうのです。
年末駆け込みで購入するときは、注意が必要なのね。
年末の購入は、クレジットカード払いにしましょう。
何故かというと、クレジットカード払いでの決済が一番速く、確実に決済完了を確認できるからです。
まとめ
ふるさと納税って、「意外と簡単に出来そう」と思って下さったなら、とっても嬉しいです。
私も初めてふるさと納税をするまでは、本当にお金戻ってくるのかなとか、ちょっと心配でした。
でも、ちゃんと税金は戻ってきましたし、返礼品にも毎回、とっても満足しています。
まだしたことのない方は、会社員であるメリットを生かして、ふるさと納税をしてみて下さい。
普段の生活に、ちょっとの贅沢やご褒美、また、ご家族への贈り物としても最適です。トイレットペーパーやティッシュペーパーは一度に大量に届くので、両親や妹にもあげています。
日常に少しのゆとりが感じられて、地域やふるさとにも貢献しているという充実感は良いものですよ!
あなたも、ふるさと納税はじめてみませんか? 楽しく節約生活が出来ちゃいます!